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中野胃腸病院

病気の話

胃ポリープについて

胃ポリープとは、胃粘膜上皮の異常増殖に基づく胃内腔に突出した病変です。

主なものには次のようなものがあります。

  1. 過形成ポリープ
  2. 胃底腺ポリープ
  3. 腺腫性ポリープ(胃腺腫)    など

過形成ポリープ

hyper1 hyper2

傷ついた粘膜が修復される時に、過形成されてできた良性のポリープです。

ピロリ菌の感染を伴うことも多く、発生に関与していると考えられています。

多くは治療が必要なく経過観察をします。まれに、巨大化して出血、通過障害を引き起こすものがあり治療の対象となる場合があります。切除やピロリ菌の除菌を行います。

胃底腺ポリープ

fundic1 fundic2

胃底腺ポリープは、胃粘膜に発生する代表的な良性のポリープであり、胃酸分泌細胞の分布する領域(胃底腺領域)に単発または多発します。成人女性に多く認め、無症状の患者がほとんどで、検査で偶然発見されることが多いです。癌化することは非常に稀なので、治療を必要としないことがほとんどです。

腺腫性ポリープ(胃腺腫)

adenoma1 adenoma2

胃腺腫は正常な腺上皮細胞に変異が生じて腫瘍化した腫瘍性増殖性病変です。色調はやや蒼白で扁平な形をしています。良性と悪性の中間的な性質を持ち、大きくなると癌化することがあります。定期的な検査や内視鏡的治療を行います。

 

                                      医師 長縄康浩

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